購入までの顛末

ビデオデッキが不調になった。
そこからが始まりである。
私は毎日のように予約録画をしている。割とヘビーユーザーに属するのかもしれない。
不調との内容といえば新品のテープを使っても画質が悪い、ときどき同期が外れるように流れる、音が歪んだり小さくなったりする。
まあ、なんとか騙しながら使えないこともないのだがいつかは壊れるだろう。 すでに購入から8年。そろそろ寿命であちこちに不具合をきたしても不思議ではない。 いつ動かなっても文句がいえないだろう。
修理したとしてもかなりの部品の交換になり、金がかかることが予想される。いっそ、買い換えたほうが得策といわれるのがオチであろう。

だから新しいものを探すことになる。

探して驚いた。まともなビデオレコーダーが全くない。
というか中心が5万程度のモデルばかり。
ジョグシャトルがついているものがない。
ジョグシャトルはマニアのものという認識なのだろうか。。私は巻戻しや早送りをボタンではなくてまずジョグシャトルを愛用している。CMとばしやみたいところを迅速に見つけたいとき、とても便利なものであるのに。
画質はきっとそこそこなのだろう。ETモードなる、ノーマルテープでS-VHSレベルの録画ができる、という謳い文句のものがでているらしい。 しかしこれは業界で規格化はそこそこしている程度で、基本的に自己録画再生のみの対応ということらしい。
500倍巻戻しとか・・・なんてどーでもいいことである。
テープナビも便利そうだが勿論独自規格で互換性などない。
番組録画をとってみてもどれも相変わらず進化がない。PCではADAMSなどを利用してボタンポンで録画できるようにしているというのに一体なにをやっているのだろうか。
Gコードなんて、番組表を持っていないと使えない。そもそも私は新聞をとっていないしTVガイドなぞも買っていない。そういう人間は少数派ということなのか?局内CMでみたりや口コミで聞いた番組を予約するときは相変わらずの入力しづらい予約をせざるを得ない。

そもそもGコード自体、結構たくさんのけたを入力する場合も多く、特にビデオでとりたい深夜番組がそのけたが多いように思える。ゴールデンタイムなどが少ないような気がするが、逆にそんな時間帯は録画する必要が少ない。また、野球中継の延長の影響を考えて30分余裕を持って録画設定をする、なんて時に対しては何の考慮もない。

加えてどれも安っぽい。安いのだから当然といわれればそうだろうが、私はAV製品にそれなりの外見の風格を求めたいと思っている。外装が安っぽいプラスチックで塗装もおざなりではリビングに置くには不適当とは思わないのか。

そこで10万以上というレベルで探してみることにする。店を探すことになる。
どうやらビデオレコーダーの世界にデジタル時代がきているらしい。
デジタル記録としてはハンディカメラとしてかなり普及している感じのあるDV規格。テープ自体がかなりでているようだ。ただ、大きさと用途のせいか、30分が中心なのか、また2時間となると見当たらない。これでは留守録メディアとしては物足りなさ過ぎる。 コンパクトでないのもあるらしいが、これはあまりみかけない。 互換性を気にしているのか、どれもダブルデッキであって高い割に性能に不安を感じる。リモコンを含めて安っぽさが目立ち、購入する気にならない。

次に新規格のVHSサイズのデジタル対応カセットデッキである。D-VHS。HiVision対応ということからも画質には申し分ないものがえられるだろう。録画時間優先で記録すればテープ一本で24時間録画という驚異的なこともできる。

そしてDVD-RW対応ビデオレコーダーもあるということを知った。DVD-RWであるからテープと違って非接触メディア=メディアの劣化が少ない、CDサイズなので保管場所が少なくて済む、書き換え回数は1000回ということで恐らくテープよりは高いと考えられる。毎日一回書き換わったとしても3年は大丈夫という計算であり、そう考えると実体験上、カセットに比べてはるかに長持ちする、ということができる。毎日使っていてせいぜいが半年もつかっていればとっくにテープがへたって入れ替えている。
また、ランダムアクセス性に優れているのはいうまでもない。いくつもとっておいた場合、録画順番ではなく、気分次第でみれたらとてもイイカンジである。
テープナビなど問題ではない便利さである。
短所としては標準で2時間というところがある。テープ方式が最大24時間という事実と比べるとその格差は大きい。3倍で6時間が可能だが、その画質は道であって店頭でもでもみれない。お店の話しではVHS3倍を考えればはるかにまし、ということ。

大分悩んで結局DVD-R1000の購入に踏み切った。
なによりランダムアクセス性というのに大きく惹かれたのである。また、非接触メディアという安定要因も大きい。これはLDにおいて便利さはよく理解している。
録画時に間違って重ねがきしてしまうこともありえない。消すもの、残すもの、管理が楽であり、効率よい管理が可能であろう。


項目に戻る トップページに戻る