シャープ液晶ハイビジョンテレビ(LC-30BV3)解像度対応グラフィックボードについて

相変わらずメーカーからは何も発表はないのだが、ちゃんと1280x768で表示できる方法が見つかったのでかいておく。
ATIの(チップを使った)グラフィックカードである。

実は前回の記事で書いたI/Oデータの製品を購入する前に使用していたグラフィックカードはRADEON7200LEを使ったカードだった。
製品名はなく、いわゆるノーブランドバルク品である。
添付のドライバーではなにも設定できないに等しく、1280x768には対応していなかった。
そのために正式に解像度を書いてあるI/Oデータ製のを購入したのだった。

これは友人から教わったのだが、ATIのサイトにいって最新のドライバーを使用すればワイド解像度などの多様な解像度が選択可能とできるようになると聞いた。
実際にダウンロードサイト から、私はWindows98を使用しているので該当OSのArchived driverを選択し、その中の最新(2002/09/04現在)である7.70を入手した。
早速グラフィックカードを入れ替え、Setupをかけてドライバーを導入し、再起動するとチップの名称を自動に判別し認識した。
画面のプロパティの解像度設定のバ一を動してみると1280x768の設定ができた。勿論32ビットカラーも可能である。
しかし、LC-30側は相変わらず1024x768としか認識しない。

そこで色々設定をみていくと、同期極性の設定があった。
設定→詳細→ATI詳細で、同期の水平を−、垂直を−にすれば良い。
この極性の組み合わせのときに1280x768と判定するようだ。
とりあえずこの時点でワイド解像度に判定するようになった。

逆に他の設定をいじったりしてワイドにならない条件を探してみた。
リフレッシュレート(垂直同期周波数)は60Hzである必要がある。
もっともなにもいじっていなければ最適となって60Hzになっているはずである。
LC-30の表示は59.9Hzもしくは60.0Hzである。
これは取扱説明書にも対応周波数として書いてあることである。
ディスプレイのモニタの設定はプラグアンドプレイモニタにしておく必要があり、それによってモニタの種類が自動に取得できていないとワイドにならないようだ。

とまぁ、こんな感じで広い画面が堪能できるようになった。

取扱説明書には同期周波数しか書いてないのだが、実際には同期の極性がからんでいることがわかった。
そういえば昔の(10年位前だが)グラフィックカードとモニタではそういう話があったと思い出されるが、ちゃんと書いておいて欲しい物だ。

なんにせよ、この広い画面はなんとも感動的ですらある。
デジカメで撮った写真、私の持っているのは1280x1024画素構成のものなのだが、それの上下を捨てて1280x768にして壁紙を作って満足感にひたっている(笑)。

副産物としてDVD再生もなめらかになり、CPU負荷もぐんと減少した。
AGP接続であり、DVD支援機能も特に謳ってはいないものの実は強力なのだろうか。
Savage2000よりもRadeOnの7200にクラスになれば少なくともDVD再生としても強力ということなのだろう。
もっともPCI接続とAGP接続という違いのほうが大きいのかもしれない。 いずれにせよ、グラフィック環境がぐんと向上したわけで、旧いカードにもちゃんとドライバーをフォローしてくれていたATIには感謝である。
速度競争の先端を走る会社であるにもかかわらず、単なる速度競争(とコスト競争)にあけくれてユーザー無視に走ったりはしていない、ということは非常に評価できることだとおもう。

ドライバーを実際にダウンロードすると7Mbyteというそれなりに大きいなものであるので56kモデム接続であるひととかだと少々きびしいものではあろうが、こまかくチップごとにわけるのも難点がある。
分けておくと管理も大変であろうし、自分の持っているカードのチップがなんであるかを正しく認識できないユーザーも多かろう(実は私自身、勘違いしていた)。
OSだけ選択してダウンロードすればチップを自動認識してインストールしてくれるようにしてある、この選択には妥当性はある。 7Mbyteというサイズは、もはやWindowsUpdateの生じる回数/サイズに比べればかわいいものであり、今後Windowsにつきあっていくのであれば何らかの通信環境の対策を講じる必要があるのだからATIだけを非難するものではないだろう。
むしろ現状を把握した上での最もベストの選択とも言えると思う。

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