200LX紹介

簡単にスペック紹介。

ハードウェア的側面からすればこんなところでしょうか。
あとはソフトウェア。
MS-DOS5が搭載されているのでDOSが使える人ならば問題ない。
CGA時代ののPC用ソフトならほとんどが使える。

付属ソフト=PIMが凄い

それにも増して凄いのはPIMの出来の良さである。はじめから搭載されているソフト(ROMに入っている)の中で私が使わないとのCC:Mailくらいである。これはLotusのメールシステムなので相手がいないことにはさすがに使いようが無い。

Filer

ごく普通のファイラーといえばそうだが、なかなか良くできている。2画面分割で左右でファイル一覧が出せるのでとっても私好みである。DOSでいえばFSみたいなものかな?200LXでは拡張子連動ができるようになっている。undeleteがついていたり、シリアル回線を使ってファイルのやりとりもこれでできる。

CALC

電卓、ではあるがこれが凄い。
普通の電卓としては勿論であるが、私はもっぱらSolverを多用している。
たとえば抵抗のR1とR2を並列接続で計算するときとかに
1/R = 1/R1 + 1/R2という式で求められる。こういう式をそのまま定義できるのだ。
これらの変数がファンクションキーに自動的に割り当てられるのでファンクションキー割り当て表示を見ながら 200[R1]200[R2]と押して[R]を押せば100と表示される。
もっと複雑な式とかだとさらに威力を発揮するのは想像に難くない。
逆に100[R]200[R1]と押して[R2]と押せば200と表示される。つまり逆算もできるのである。単純に式の変形でできるような場合ならばたいして便利でもない(それでもものぐさができて凄く便利なのだが)。しかし
y = a1*sin(x*20+c1)+a2*cos(x*40+c2)
のような式ならばこれはとたんに便利になる。このような時でもxについて求めることもできる。解が複数あるような場合にはグラフをプロットさせることができるのでそれを使って解を求めることが可能である。

Lotus123

現在ではExcelに席巻されてしまったが表計算といえば123という時代があった。
もちろん123として活用するのも良いのだが、気軽に表計算ソフトとして使っている。
私がよくやるのが点数計算をするゲームにおいてその集計に使うという手である。ゲームって親戚とか友達とかとやるのが普通だし、そこでごそごそとたとえノートとはいえ取り出してなんてやったら下手すると嫌がられる。でも、LXならボタンぽんで立ち上がるからそんな感じは全然無い。しかも全然邪魔にならない。集計終わったら机の隅においておけば良いかそれでも邪魔ならポケットにでもいれればよいのだ。
しかもレジュームが瞬時だから一プレイ終了したらぽんと電源をいれてすぐに点数を入れることが可能。
なんかこんぐらいはできて当たり前そうなのだが、実はこんなにうまくいくPDAだのノートパソコンだの携帯機器だのが全く存在しない。

データベース機能

自分のオリジナルフォーマットで作れるデータベース。これが内蔵されているのだから凄い。どこでも使えるLXだからこそ、このデータベースは役に立つ。いちいち電源をたちあげていたらせっかくのデータも逃げていってしまう。内臓ソフトの機能である「電話番号帳」と「スケジュール表」「ノートテーカー(記録帳?)」「世界時計」もこのデータベースエンジンを共通に使っているようでそこからもその優秀さはみてとれる。

タイマー機能

ストップウォッチ、残時間タイマー、アラームが可能。
これだけ書くと拍子抜けだがこの3つは必要にして最小限。
意外とこれらも使っていたりする。

これらをみているとほんとに良く考えているなぁ、と感心することしきりである。
不要なものが無く、必要なものがある。

DOS

そうはいっても必要なものはPIMだけの機能で足りなくなってくる。もっといろんなことに使いたくなる。人間の欲望とは限りないもの。
一番楽なのはPC互換機であることを生かして過去の膨大な財産に頼ること。
CGAの時代のソフトはいくらでもある。英語がほとんどであるが。
もしくはDOS/Vソフトも可能である。
ここまで書かなかったが、MS−DOS5とは英語版なのでそのままでは日本語が使えない。DOS/Vはもともと英語のDOSにデバイスドライバによってグラフィックに日本語表示させるもの。となればデバイスドライバを作ってやれば日本語表示が可能となる。内臓PIMで日本語が使えるようになるのはまた別問題であるが。
そういうわけで日本語化キットで日本語されたばあい、DOS/VのV−Text対応のソフトならば使用できることになる。
これが見事にできる。エディタの定番であるVzエディタ。ファイラとして有名なFD、ワープロのオーロラエースが代表格であろうか。
また、コマンドラインのソフトならなんら問題はない。
スクリプト言語であるsed,awk,perlが勿論動くのでとても便利。
などなど。ゲームもCGA対応なら殆どが動く。ただ液晶に残像がかなり残るので動きの激しいゲームは適さない。
一つ前に戻る