アウトラインプロセッシング入門

副題:アウトライナーで文書を書き、考える技術
著者:Tak.

日本では「アウトラインプロセッシング」という言葉は殆ど知られていないように思う。
簡単に言えば、アウトライン、文書を外形と内容という観点で作り込むといえば良いだろうか。
アウトライナーというのはこれを支援するソフトウェアだ。

しかし実際問題として殆ど取り上げられない。
テキストエディタもプログラマにとっては必須品であるが、それでも今は統合環境で独立したエディタというソフトを使う人も少ないようだ。
それよりも明らかにマイナーなソフトに思える。
一方で米国では「テクニカルライティング」は少なくとも大学ではみっちりやらされるらしく、それ故に嫌っている人も多いぐらいメジャーな存在のようだ。

日本製のソフトは極めて少なく「あうとら」以外に一定以上のレベルのものを見た記憶が無い。
米国でもMac上のものが主流で、WindowsではMS-Wordが取り上げられるぐらいなのだから仕方が無いかも知れない。

この本はアウトラインプロセッシングという考えの紹介と、実際のソフトを取り上げながら文章の作り方を考えていくもの、だろうか。
当り前だが、ソフトというのはツールであって、文章の作り方はそれに縛られるものでは無い。考え方を得ることが必要だろう。

私は「あうとら」を使ってブログは書いている事が多い。
自作プラグインを使ってHTMLを出力させているのだ。

MS-Wordのアウトライン機能を使っての色々なヒントをもらったので、とりあえずはMS-Wordでブログを書いてみたり、同じようにVBAを使ってHMTLを出力できるようにしてみたりもしている。

ある程度の長文を作り完成させるというのは、別に高度な才能でも無く、テクニックの部分が多々あるのではないだろうか。
少なくとも文章をある程度書けるがまとまらない、うまく章立てや構成ができないというのはテクニカルな問題でかなりカバーできると思う。
その技術的補助がアウトラインという考え方なのだろう。
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