英会話イメージリンク習得法

副題:英会話教室に行く前に身につけておきたいネイティブ発想
著者:遠藤雅義

現在学生で、ある程度の文章を読むようになった人も読んで欲しい本。
単純に言えば「英文法書」ともいえる。
しかし小難しい用語を振りかざしたり、些細な例外をほじくり返して惑わすような英文法とは全く逆。

英語を英語として読むための“文法論”が書かれている。
また、英語を学ぶための、その前段階の考え方が書かれているのが秀逸。
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ナリワイをつくる

副題:人生を盗まれない働き方
著者:伊藤洋志

「ライス(米)ワークではなくライフ(生)ワーク」といったところか。
ライスワークとはメシを食うために働くこと。ライフワークとは生きるということそのもの。

ナリワイとは生業。
「はじめに」の言葉を引用すれば「個人レベルではじめられて、自分の時間と健康をマネーと交換するのではなく、やればやるほど頭と体が鍛えられて、ワザが身につく仕事」。

そうはいってもどうやったらいいのかよくわからない。
もしくは単なる理想論というのかもしれない。
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文は一行目から書かなくていい

とても共感できる本です。
学校教育(国語)の問題として、原稿用紙を頭から一文字づつ埋めていくという方法論を強要されている、ということがあると指摘しています。
正確には強要ではないとは思うのですが“素直にとれば”その通りにやる意外は考えつかないとは事実とも思います。

私は子供の頃からある本に書いてあった手法の応用(今流に言えばブレーンストーミングの類の本だったと思います)にならい、まずチラシの裏に色々書き殴ってから原稿用紙に“清書”していました。
大学生あたりから「殆どの人がまともに文章を書けない」という事実に愕然としていました。(その頃は他人のことを考えている余裕がなかったので気にかけていませんでしたが)

私は普通に実験レポートとか論文とかを自分で書いていたのですが、周りの人は“先輩の論文をコピペ”していたのです。
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トラック20台以下の運送会社が適正運賃で優良荷主を獲得する方法

著者:高橋久美子

題目が長いが、キモは「優良荷主」というところだろう。
これは「優良取引先」と読める。

「トラック20台以下の運送会社」とは「中小企業」と読める。

内容は本当に題目通りの運送会社向けのレシピ本だが、一般の中小企業、いや、大企業であっても通じるところがあるのではと想うのです。

話は「日本的商慣習」でよかれと思っていることでも「それがムダ」であることから話は入っている。
「これをやったら仕事やるから」とか「今回は特別にこうしますので次もお願いしますよ」という奴だ。
実体験を持ってきっぱりと否定しているからとてもリアルだ。
日本でも大概“騙される”し、海外なら当然のように通用しない。
なのに愚を繰り返す。
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高校英語教育を整理する!教育現場における22のギャップ

著者:金谷 憲, 隅田 朗彦、大田 悦子、臼倉 美里

英語教育関連の本ですが、表紙に「同僚とあなたの認識ずれていませんか」と書いてあります。

英語教育に限ったことでは無く、改革や革新、いや、改善ですらなにかしら変えていくときには必ず“抵抗勢力”が存在します。
反対意見がなぜ出るのか、それは認識のずれ、ギャップから生じていると考えられます。

この本では「整理する!」と書いているように、また、まえがきでも書かれているのですが、「高校英語教育」の問題解決以前の問題として、「そもそも問題は何であるのか」というそもそもの論点をまず整理しています。
代わりにその答えは書かれていません。

表紙に例題として『高校生に最低限身につけさせたい「基礎・基本」って?』と書かれています。
こんな“基礎的”なところでも人によって異なった認識、見方による「基礎・基本」が提示されてしまっています。
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完全残業ゼロのIT企業になったら何が起きたか

最近、この手の本ばかり読んでいる気がします。

ブラック企業の代表格、残業地獄業界として有名なIT企業での話です。
求人広告で残業ゼロと書いたらハローワークから「ウソをつくな」と怒られたという逸話まで書いてあります。
ハローワークにも「あり得ない」と思われているのでしょう。

残業ゼロにすると業績が下がると反対する人がありがちなのですが、実際にやってみるとこの会社では残業ゼロ開始から一ヶ月目で業績は向上したそうです。

長期的にも優秀な社員が入ってくる、定着(特に女性社員)してくれる等のメリットも起きているそうです。これは当然の結果でしょう。
良いことずくめで「経営戦略」であると書いています。

IT企業と言えばクライアント。
クライアントからの緊急要請に対応しないのはクライアントから怒られるのでは?と考えるのも不思議では無いでしょう。
ところが実際にやってみると確かに激怒した会社もあったそうですが、ほぼ「共感・賛同してくれた」そうです。
激怒するような会社は契約解除で終了。
もちろん緊急対応しないわけではなく役員が対応するだけのこと。
滅多に無いから緊急なので実際にはたいしたことはないのでしょう。
そもそもその緊急のために無用な負担をかける方が不合理なのでしょう。
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ほとんどの社員が17時に帰る10年連続右肩上がりの会社

著者:岩崎裕美子

“ブラック”レベルの会社で身をすり減らし働いた経験の後、自分で会社を立ち上げ、タイトルのような会社にした社長が書いておられます。

多分若い人が読んでもいまひとつ分からないかも知れない。
管理職やある程度上役になり、会社の運営・改革などに携わる人には身に染みるのでは無いかと思うし、そうあって欲しいと思います。

とても実感があるのは、良いことのエッセンスだけを書いているのでは無く、自らの自分史・会社史を振り返り、失敗と成功をきちんと書いているということなのだと感じます。

短時間労働・女性活躍。
この言葉を良く聞くようになっても、どこの会社も、一向に変わる気配すらありません。
何が“真因”なのでしょうか。

その中で短時間と女性活躍(社長と一緒に起業したナンバー2も含め、ほぼ女性社員だけであり、常に誰かが産休を取っているほどの状態で出産後職場復帰率は100%)のお手本とも言える会社なのでしょう。
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英語教育、破綻させたのは誰だ?

著者:オレ流TSJ

著者名がイマイチで敬遠していたのですが、読んでみると、とても共感出来る本でした。
著者の人は実際の公立高校の英語教師で、いくつかの高校を渡り歩いていた(多分一部の人とは言え力を認められている人なのでしょう)ようです。
ある意味、現在の文科省の教育指導要領に従ってきちんとやっている一人と言うだけ、ともいえます。

その中で“古来のやり方”に固執している人、出来ない人、それを正当化しようとする人達を“批判”している本ということになるでしょうか。

私がいつか書きたかったことが、きちんと現場のリアルな声として書かれているのはとても嬉しいとすら感じます。
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セーラームーン世代の社会論

著者:稲田豊史

2017年で(アニメ)セーラームーン25周年となる。
1992年から始まり、5年間続いた作品であり、比較的希有な存在と言えるでしょう。
この本は、「セーラームーン」を見て育った世代というものを論じているものです。

こういう本は社会学者があまり対象物を知らないで表層的に論じているものが多いのですが、この本はキチンと作品を見ていたことが伝わってきます。
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会社に行きたくないと思ったときに読む本

著者:ビジネス格言研究会
副題:心が軽くなる言葉90

いちおう題名通りの“言葉”も載せられているのだが、あまり心に響かない。
所詮は格言=他人の言葉を引用しているだけなのか、その言葉が不適切なのかは分からないが、今ひとつ。

それはともかくとしても、題名通りの“言葉”は全体の一部だけに過ぎない。
読み放題だからともかく、これを購入したら“がっかり”というレベルではなかろうか。
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