マイクロソフトの黒

Outlookの問題

ウィルスの話で行ったようにOutlookというのは大問題、爆弾を抱えているのにもかかわらず使っている人が非常に多い。
理由の一つに無料であるという人がいる。
それは大きな勘違い。世の中に無料であるものなんてない。
OutlookはMicrosoftで作られており別にそこの社員がボランティアで作っているわけでもなく給料を支払われている人間が作成しているのだ。
だから無料で配っているカラクリがなにかある。
常識的にはWindowsの売上利益からでていると考えるのが妥当であろう。
つまりはWindowsと抱き合わせで売られているだけのことである、ということになる。
ぶっちゃけていえば Windows = 2万円  +Outook=無料 ではなく Windows+Outlook = 2万円 もしかしたら Windows = 1万5千円  +Outlook=5千円 であって抱き合わせ販売されているだけなのかもしれないのだ。
もちろんこれを肯定したら独占禁止法どころか商法に問われかねないのでするわけがないのだがどう考えてもそうとしかいえない。
彼らが“売っている”製品はWindowsとOfficeだけなのだからどちらかの利益から捻出されているのは否定できないのだ(ゲーム部門もあるがもしそうだったらもっと筋違いだろう) これでもOutlookを使いつづけてこういうやり方を肯定しつづけるのだろうか。雑誌もなぜそういう指摘をしないのか、これでは提灯持ちとしかいえない。
ウィルス防御のためにワクチンソフトを使いましょう、こまめにパッチ当てましょうなどという失笑を誘う発言が多く見られるが、Outlookを使うのをやめるのが最も根本的な解決であることになぜ言及しないのかまったく理解できない。

InternetExplorerの問題

只だから、起動が早いからといって使っている人の多いIntenetExplore。
只という論に関してはOutlookで述べたように単なる抱き合わせ販売であるので改めていうまでもない。
起動が早いという点については下記に述べていく。
簡単にいえばNetscapeだってスタートアップにいれておいて起動しておいて終了させなければいつでも瞬時に起動できる。ただそれだけのことだ。
OSの一部であるから分離できないなどという世間の技術者の失笑を買った発言からいくはや年月。
そしてそれを結局なんとなく納得してしまった文系の人たち。
仮に技術的に分離できないとすればOS自体が本質的に脆弱性を持ってしまい危険極まりない。
たとえばInternetExplorerが落ちるといっしょにファイルを扱っていたExploreが落ち、さらにOSまでも道連れにするということになるのだ。
もし分離していればInternetExplorerをタスクマネージャーで殺せばなんら問題はなくユーザーは作業を進めることができる。
ファイルを扱っているプログラムが落ちるということはファイルクラッシュを招く、管理領域も操作しているのであるから最悪ハードディスクレベルでおかしくなる。
つまり悪意のあるWebサイトによってハードディスククラッシュまで招くという連鎖を本質的におこしかねないのだ(これはセキュリティホールというレベルではない)。
これはMSのソフト全般にいえることでどうも統合環境というのがお好きなようであるが、統合するということはお互いのちょっとした不具合で連鎖しておかしくなり大問題に発生するという本質的な問題を抱えている。
小さいソフトを密すぎず、しかし使いやすいレベルでうまく連携させて動かすようにすればどれかがおかしくなってもそれを殺しさえすれば問題ないとできるのだ。

まあ、それをさておいてもIntenetExploreはもっと単純だがさまざまな問題を持っている。
ひとつはWindowsの動作を遅くしているという問題だ。
ユーザーが必要しているいないにかかわらず常にメモリ上に存在している。
起動時に常にとりあえず読み込まれるために起動時間が遅くなる。
いわゆる常駐しているわけで別にNetscapeに比べてIntenetExploreの起動が早いのではなくて単に起動時からメモリの上に居座っていてそれを呼び出しているから早いだけのことなのだ。
起動時に遅くなった、というのはたとえばWindows95でIntenetExploreが抱き合わせになった前後での差で実感できたし、それ以降のバージョン(Windows98など)でもIntenetExploreを無理にでもはずしてしまえばその分、起動が早くなったということが報告されている。
また、リソースやフリーメモリのユーザー使用可能量もその分増えたということも同時に報告されている。
つまりIntenetExploreをユーザーの選択肢にかかわらず押し付けられているおかげでリソースの圧迫(=OSの不安定さの誘引)とメモリの圧迫(HDDスワップの増加つまり作業効率の低下)という問題の負担を押し付けられていることになるのだ。

さらにIntenetExploreの危険性についてはOSの基本設計の考え方と直結して本質的な問題がいくつも存在しているのであるがきりがないので言及しない。
とりあえず何度パッチを当てても次々と問題が起きてようやく落ち着いたかと思ったらバージョンアップしてまたパッチ当ての連続という体たらくである(笑)。
まぁ、そんな危険なものをよく使うものだと私は関心指定してしまうのであるが。

ウィルスの話でも述べたようにワクチンソフトというのは既知のウィルスに対して効果があるだけであって未知のものにはまったく無効果である。
感染しないためには元から絶たないとだめなのにパッチ当てをこまめにやろうとかそういう論議にしかならずInternetExplorerを使うのはやめよう、という論議にならないのがまったく不可思議とかいいようがない。
なんだかMicrosoftはそれならば警告を出すようにセキュリティレベルをあげようといっているようだが実際そんなことをやったら鬱陶しくてかなわない。
通常の神経ならすぐに元に戻してしまうのだろう。
たとえばスクリプトを実行にしても「実行」か「警告して実行」だけではなくて「実行しない」という選択肢がほしい。
まったくをもって現実味のない話ばかりしてユーザーに負担を強いているのはどう考えてもおかしい。それを無償というトリックにかかって納得している人が多いようだが、繰り返すがどうかんがえても抱き合わせであるだけなのだ。
抱き合わせで押し付けられ、うまく使うように誘導されてさらにその挙句、つまらん負担を押し付けられて・・・それでもあなたは我慢できるのだろうか。

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