自動料金収集システムで渋滞解消??

根本的に渋滞の原因というのを分かっていない。

まず、通常の料金所ではほとんど渋滞が起きないし、起きていたとしてもさほど腹も立たないのではないか?
降りる時であるからほぼ目的地についたも同然だからだ。

問題なのはバリアと呼ばれる自動車道路同士やなんらかの区切りで存在している料金所だ。
例えば東北自動車道から首都高速に渡る時の川口I.C.が挙げられる。
この存在自体が無駄なのだ。

考えてみれば分かるようにある地点からある地点に行きたいと考える、とするというまでもなくかかる料金とそれぞれの管轄に入る料金というのはほぼ一意に決まる。
つまり、自動車道に乗った場所と降りる予定の場所さえ分かればそれぞれについての料金の徴収可能なのだ。
最終地点で徴収し、あとはそれをそれぞれで分配すれば良い。
もし道のりが複数存在するというのならば途中地点では確認だけすればよい。金銭の受け渡しをする必然はない。
さらに一歩進めて考えればその料金をP.A.なりS.A.で徴収すれば良い。

つまりはこういうストーリーである。
高速に乗る時は従来どおり発券を受けて乗る。首都高のように前金でとりあえずとってもいいだろう。
そしてS.A.なりで大抵は一度は休みを取るだろう。その時にS.A.の精算所(現在でも案内所なる何をやっているか分からないところがあるのだからそこでやればいい)で降りるところを告げて料金を精算し、清算券をもらう。
ここでは混んでも別に問題ないだろう。同乗者もその分ゆっくり休めるだけだし、別に運転手もハンドルを握っているわけではないから気楽なもの。珈琲でも片手に待って並んで待っていればいいだけだ。
降りる時はこの清算券を料金所でほいと渡すだけである。ほんの数秒であろう。

なんでわざわざ電波をとばして無線通信なんてしないといけないのか。高度な技術と洒落にならない高額な機械を導入しないといけないのだ? 只ではないのだ。一体誰がそれを払うのだろうか。
高度な技術を使うのが便利だ、素晴らしいというのは大間違いである。
これこそ知識があっても知恵がないという典型的な頭はいいがバカである。

別によりたくさんのお金を払ってITSを導入した人が便利を受けるというのなら構わない。
しかしそんなことは決してないだろう。
その高速に通過できるゲートの設置料金はみんなで折半なんだろう。
つまりただでさえ高価な高速料金が更に高くなる可能性がある、
もしくは高速料金の償還期間を延ばす口実にしようとしている魂胆がみえみえである。

それでも車に導入をした人が便利を享受できるのならまだいいかもしれない。
しかしその利点の享受はごく限定条件下だけだ。
考えても見て欲しい。そのゲートまではみんな同一条件で渋滞に巻き込まれているのだ。例外はない。
本当に待たされるのはゲートが見え始めるまでだ。
逆にゲートが見えてしまえばもうあとは時間がみえている
つまり高速ゲートに辿りつけるくらいならもう普通のゲートに並んでいても大差はない。
これでは本当に笑い話にしかならない。しかし真剣に便利になると考えている人もいるようである。
想像力、もう少し科学的に言えばシミュレーション能力を持ってもらいたいものだ。

さて首都高速道路の渋滞について言及しておきたいと思う。
まぁ、こんなことは首都高速を走ったことのある人なら誰でも気づくわけなんですけどねぇ。

まず、頻繁に起きる事故。本当に大小関わらず良く事故が起こる。
見通しが悪くアップダウンも多く制限速度もわかりにくく合流や分岐が頻繁で進むべき方向を知る手がかりである看板が実にわかりにくく不適切。そして突然の渋滞とそれ以上に不思議にも突然の流れが異常に良くなる。
あの高所で予告無しのバンクつきのワインディング路があったり、ワインディングの前に段差があったりペイントがあったりして非常に驚く。
まあ、これだけのストレスをためられれば事故もおこしやすいと納得のいく出来である。
事故が起こらずとも運転に慣れない人なら必要以上に速度を落としてしまいこれも渋滞の原因となる。
で、事故が起こると当然車線減少を受ける。道路自体に路側帯をとる余裕はほとんどないためだ。
そして大渋滞となる。
同様なものが合流である。首都高速はともかくも合流が多い。誰かが自然な合流に失敗すれば止る。一度止るとどんどんそれが波及していく。つまりそれが渋滞である。
高速道路では自然な合流なんてほとんどできうるところはない。少なくとも年に数度も通らない人であればまず無理といえる。渋滞というのはそういう人たちが運転しているときに起こるのである。
渋滞が料金所で解決するなんて根本的にありえないことである。
誰かが甘い汁を吸おうとしている。その影がちらついてどうしようもないのだ。



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