バイオリズム

バイオリズムとはそもそも何か

バイオリズム、というのは誤解されている事が多い。
占いの一種に思われているところがある。
しかしこれはどちらかというと生命学的なものに属しているとされている。
英文字で書けば bio-rhythm 即ち生体リズムである。
つまり生体に関わるリズム、言い換えれば周期的に現れる状態である。

人間がそんなに周期的に数えられるものなのか?といわれれば、例えば女性に顕著に表れるいくつかの周期現象を考えてみればそれは自明であろう。

人間の状態を、身体、感情、知性という3つの状態でとらえる。
その3つが生まれてから一定の周期で「高調期」「低調期」を繰り返すという 理論からきている。

そのため、計算はきわめて単純である。
誕生日を基点として身体は23日、感情は28日、知性は33日周期とする 正弦波(サインカーブ)を描く。
ただそれだけである。
誕生日から調べたい日まで全部書くわけにはいかないから、日齢というものを計算して求める。
つまり生まれてから調べたい日まで何日経ったかを計算してそこを抜き出して書いているだけの事だ。

バイオリズムの読み方

「高調期」

波がプラスのほうにあるときの状態をいう。
「好調」でないことに注意。
良く言えば「ノッている」状態、悪く取れば「高ぶっている」状態といえるのだろうか。
感情であれば日ごろから高ぶりがちな人であればこちらのほうが好ましくないということになる。
逆におとなしめのひとであれば高調なほうが良い結果につながるのかもしれない。

「低調期」

波がマイナスにある時の状態をいう。
良く言えば「落ち着いている」状態、悪く言えば「落ち込んでいる」状態。
高ぶりがちな人ならむしろこの時のほうがブレーキが効いていて良い結果になるかもしれないし、逆に消極的な人はさらに消極的になって悪い結果になるかもしれない。

読み方

すなわち、どちらにどう転ぶかは個人差が非常にあるのである。
また、勢いが欲しいとき、落ち着いて取り組まなくてはいけないとき、それぞれ、いろいろなケースがあるわけで、結果がどちらがよいことになるかはわかるものではない。
でも、今、自分がどちらの状態にあるのだろうか、ということを知ることは無駄なことでは ないだろう。
そうなりがちだ、ということで自分をあえて奮い立たせたり落ち着かせたりという、自分を制御する事が重要だ、というのはいうまでもないことだろうから。
それの手助けをしてくれるものがこのバイオリズムというものということになる。

「危険日」

プラスからマイナス、マイナスからプラスに移る時が危険(critical)日といわれ、最も不安定な状態であるといわれる。
統計的に事故が起こりやすいというデータもあるらしい。
身体であれば病気や怪我をしやすかったり、知性であればケアレスミスを多発すると考えておけばよいようだ。
高調、低調などはどうでもよくてこの危険日を重要視する向きもあるらしい。
どうも間違った認識が時々見られるが「高調」=「良い」「低調」=「悪い」と捉えて悲観したり喜んだりするのは間違いといえる。
今日は危険日だから注意をしよう、とか、今日は高調期だから抑え目でいこうとか、そういう 心構えですごそうというレベルの話と捉えるのが正しい捉え方と思われる。

相性占い

ついでにバイオリズムを使った相性占いについて言及しておこう。
既に述べたように周期的に身体・感情・知性に変化が現れる。
それの二人の一致度によって相性と考えることができる。
通常一致していれば100%、まったく逆ならば0%としているようである。
では100%が良くて0%だと最悪なのだろうか。
前述のことを含めて考えてみれば必ずしもそうでなさそうに思えないだろうか。
例えば危険日が一緒であるのは二人とも危険な事が同時に起きやすい、ということになる。
つまり二人でフォローし合う事が難しくなる。
お互いに好調な時が一致している、ということは裏返せば不調な時も一致しているといえるのだ。
むしろ逆のほうがお互いをフォローしあえて良好な関係を保てる、という考え方もできる。
似た者同士よりもむしろ性格が逆なもの同士が惹かれ合い長く付き合っていることも多いだろう。
また、高調=好調とは一概に言えないのだから話しはさらに単純ではない。
だから一番いいのは二人のバイオリズムを(どの地点でもいいから)出して見比べて想像を巡らしてみるのが一番いいのだと思う。
その上でお互いにどう心がけたらいいかを考える、それが一番いい利用の仕方ではないだろうか、と私は思う。


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